オール電化で建てる注文住宅

一戸建て住宅を建てる際は、できれば自分の望み通りの家を建てたいものです。
そのための方法として注文住宅があります。間取りから内外装の全てを自分の思い通りにできます。
とはいえ、キッチンやお風呂についてはガス管の配置が必要なため、必ずしもすべて自分の思い通りとはいきません。

この問題を解決する手段がオール電化です。
オール電化で家を建てると、家の中には電線しかありませんから、特にキッチンの設計に自由度が増します。
また、オール電化のIHヒーターは加熱時に煙が出ないので、換気扇を小型のものに変更することが可能です。通常の換気扇はコンロの上に付いていますが、IHヒーターの場合は、コンロの奥に換気口を付けることが可能で、コンロの上側もスッキリします。

また、お風呂の配管も温水タンクからの配管だけになり、ガス管がなくなりますからお風呂の設置位置の自由度が増します。
ガス管があるとお風呂とキッチンは接近させた方が設置がしやすいという事もあり、両者をセットにした間取りの設計をしていたのですが、両者の場所を切り離して例えばキッチンは1階でもお風呂は展望が良くプライバシーも守りやすい2階以上にするという間取り設計もやりやすくなります。

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